今週の一言 第二十七回 スティーブ・ジョブズをとりあげる
2025/01/13
今回の文章は引用ではなく、わたしの記憶している、今まで読んだ本をもとにして書く。読んだのが、もう随分前なので、人に話したりしているうちに記憶が薄れ間違っている所もあるかもしれない。そこの所はご容赦願いたい。それでは、今回は、スティーブ・ジョブズについて書く。
スティーブ・ジョブズは言っています。
将来を見越して、点と点をつなぎ、線とすることはできない。ただ過去を振り返ったとき、点と点がつながり、線となっているのがわかるだけだ、と。それは、スティーブ・ジョブズの経験からきている。スティーブ・ジョブズは養子として養父母に育てられて、大学にも行かせてもらった。しかし、アメリカの大学は年間授業料が高く、年間、1000万円近くする。その両親が一生かけてコツコツ貯めた金を使わせるのにしのびんと思って、大学を中退する。調べてないが、アップルという会社を立ち上げるためもあったかもしれない。しかしそこで、ジョブズは聴講生として大学に残り、書体・文字の授業を取る。そのとき、研究した書体・文字が後年、友達とアップルという会社を立ち上げ、コンピューターを作ったとき、それこそ色んな書体・文字を取り入れることができた。もし、ジョブズが書体・文字の授業を取っていなかったら、そんなに色々な書体・文字をコンピューターにとりいれることはできなかったかもしれない。そうしたら、コンピューターは何年も遅れていたかもしれない。という可能性がある。その経験が、点と点がつながって、線になったということだった。だからジョブズは言っている、自分の経験が、いつか点と点がつながり、線となることを信じなければならないと。
またジョブズは、一度、自分の作った会社から意見の対立で追い出されてしまう。しかし別の会社を作り、アニメの確かトイストーリイズが大ヒットし、大儲けする。そのあと、今度はアップルが傾き、ジョブズは会社に呼び戻される。再びアップルのCEOとなったジョブズは、年収1ドルか2ドルで引き受ける。そして会社を立て直していく。
またスティーブ・ジョブズは、スタンフォード大学の卒業式で、こうも言っている。
STAY hungry,STAY foolish と、「 ハングリーのままでいろ、愚かなままでいろ」 という意味だろうか。この言葉は旅をして歩くバックパッカーの若者たちが立ち寄る家に書いてあったという。人は、大人になったり成功したりすると、ハングリーだった自分、愚かだった自分を忘れてしまう。だから、かつて愚かだった自分、ハングリーだった自分を忘れるなということだろうか。ジョブズは、自分の原点を最後まで忘れなかった、と、わたしは思っている。
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